無呼吸症候群の原因
無呼吸は万病のもと
無呼吸症候群はどのようにして引き起こされるのか?
睡眠時無呼吸症候群という病気は、気道が狭くなることにより起こってくる病気で、1時間のうちに10秒以上の無呼吸状態が継続的に表れます。
気道の閉塞は肥満の方に多く見られますが、やせ型でももともとの顎の骨格が小さい人や、顎が奥まっている方は、構造上、気道がふさがりやすくなります。
医療界では、無呼吸が起こる原因を以下のように考えます。
気道が狭くなる原因は、口蓋垂が大きく気道をふさぐ、下あごが後側に引っ込んでいて気道をふさいでいる、舌が大きい、顎の骨格が小さくもともと気道が狭い等が挙げられます。気道の閉塞は肥満の方に多く見られますが、やせ型でももともとの顎の骨格が小さい人や、顎が奥まっている方は、構造上、気道がふさがりやすくなります。
首周りの脂肪、気道に舌が垂れ下がる体質的要因
アデノイドや扁桃肥大
下あごが小さい場合
鼻づまり
一般的に肥満の方が無呼吸症になりやすいですが、やせている方でも無呼吸になる場合もあります。
治療について
無呼吸の治療には、外科手術、レーザー治療、マウスピースの使用、CPAP治療などがあります。
以前から無呼吸の治療法として外科手術が行われていますが、難易度の高い施術である為、患者様に危険が及ぶリスクがありオススメできません。そこで、外科手術に代わり有効なのが、レーザー治療です。
レーザー治療の仕組みは、口蓋垂(のどちんこ)とその周囲をレーザーで除去することにより、気道を確保します。
外科的手術と比べ、身体にかかる負担が小さく、有効な治療法といえます。
ただし、患者様の症状によって治療法が変わる場合もあるので、ご自身の症状を確認する為にも、まずは専門医の診察を受けられることをオススメします。