無呼吸症候群は手術以外で治るケースもあります。
手術以外の治療方法としては、CPAP治療とマウスピースによる治療があげられます。
比較的軽度の症状の場合は、こうした治療によって気道を広げることで、症状が改善するケースがあります。
手術以外の治療方法
患者様によっては、専用器具を使用することで症状が改善する場合があります。
それが、CPAP治療とマウスピースです。
CPAP治療
鼻マスクを装着し、機械で圧力をかけた空気を鼻から気道(空気の通り道)に送り込み、睡眠中の無呼吸状態を防止する治療法です。
この治療の問題点は、睡眠時間中の70%以上装着していないと効果がない為、寝相の悪い方や、寝返りの打ち方によってはマスクが外れてしまう場合があります。
また、器具の持ち運びが不便なため、旅行等の際には、携帯が容易でなく、実用的ではないと考える方が多くいらっしゃいます。また、あくまで対症療法なので、継続的に使用する事になります。
マウスピース
持ち運びに便利で、すぐに使用できるのがマウスピースです。
口の中に装着することで、下あごを突き出させ、咽頭部を広げることで気道を確保します。
人により、顎や歯茎に痛み感じる事があり、適正な装着状態を確保する為、度々矯正する必要があります。